人は何の為にランクを上げるのか。だJ!
皆さんおはこんばんちは!今回はみんな大好きAPとランクについて、あまり触れられない所から自分なりに考えて答えを出してみようと思います。
ランクとDOB
まずこの議題を語るにおいて、外せないのがここ。
COJでは皆さん既にご存知の通り、ある一定の期間で使用されたカードがランキングに反映され、それがDOBという形で全国対戦の勝利時のレーティングに加算されていきます。そしてある一定のAPを稼ぎ、規定値まで達するとランクが上がるという仕組みですね。
基本的にどんな自称カジュアル勢でも、DOBを気にしているのであればその建前である自称カジュアルは偽りであり、本心はランクを上げたいと思っていることになります。
そりゃそうですよね、本当に自分のランクを気にしないのであれば、一生CだのDデッキだの握って対戦すれば良い訳ですから。
ランクを上げることのメリットとデメリット
ゲームの中だけでの話をするのであれば、ランクを上げるメリットは全くと言って良いほどありません。ランクが上がれば必然的に全国対戦ではその壁を越えてきた人同士でマッチングし、勝ちにくくなる訳です。
ゲームにおいて気持ちよくなる為の勝利だけを求めるのであれば一生低ランク帯に留まり格下狩りをし、ランクが上がりそうになったらわざとサレンダーしてそのランクをキープすれば良いだけです。
デメリットは単純に全国対戦において勝利しにくくなること、温まりやすくなること。
時々台を叩きながらプレイしたり、タバコの灰を山のように積み上げながらプレイしている人がいますが、基本的にゲームにおいてイライラしているからです。
デメリットを超えた先に何があるのか
修行僧でもマゾヒストでも無いのに人々は何故イライラしながらランクを上げようとするのでしょうか?
一生後攻しか引けねー!ハンデス死ねー!珍獣死ねー!パール運ゲーくたばれー!毘沙門許さない!等などリアルでもツイッターでもよく聞きますが、COJをプレイしていない層や、レーティングという物が無いゲームをプレイしている層からするとそんなにイライラしてるのならゲームを辞めちゃえばいいのに何でこの人たちは続けているのだろう?と思う訳です。
では彼ら、そしてこれは私自身も当然含まれることですが、何を目指してプレイを続け、APを盛ることに躍起になっているのでしょうか?
APと承認欲求、自己顕示欲
リアルの世界では自分の社会的地位、職種、収入、年齢、学歴、配偶者、恋人、自身の顔や体型などによって自己の承認欲求を満たすことが出来ます。しかし、COJというゲームの世界においてこれらは全く関係の無いものなのです。
ゲームの中ではリアルの世界とは異なり、ランクが高ければそれだけで羨望の眼差しを向けられます。そしてAPを盛ったものは他者から認められることにより自己顕示欲を満たすことが出来るのです。
ランクが高ければ認められ、構築したデッキや発言にも影響力を持ち、更にはターミナルのランカーリプレイという形で映像に残すことも可能なのです。
私はCOJ界におけるこのようなAP至上主義をAPカースト制と呼びます。
オタクとヤンキーは似ている
一件相反するもの、そしてオタクの方の多くが毛嫌いするものであるヤンキーですが私はこの二つの人種は非常に似ていると考えます。
ヤンキーに学力は必要ありません。腕っ節が強ければそれだけで認められ、自己顕示欲を満たすことが出来ます。ツンツンした頭、チャラい身だしなみも相手に舐められたくないという欲から来るものです。これはAPカースト制に非常に酷似していると言えるでしょう。
オタクの人たちもお前SSかよーwwwだっせーwwwと言われ舐められたくなく、強くなりたい、認められたい、発言権が欲しい、友達が欲しいからAPを盛るのです。
斯く言う私も自身が書くブログに説得力を持たせ、COJ界を盛り上げたいからこそランクを上げ続けるのです。自己顕示欲の塊です。
私がAPカースト制に反対する理由
私は今までも、そしてこれからもAPカースト制には反対し続けます。
しかしCOJ界ではAPカースト制が絶対であるが故にJ1まで上げ、そしてこれからもQランクを目指してプレイし続けているのです。
正直COJ界のツイッター等はモラルに欠けていると感じる事が多々あります。他人を馬鹿にした発言、リツイートでの吊るし上げ、空リプ等の叩き等など常人には理解出来ないことが平然として行われています。
しかし彼らの中ではそれが正義なのでしょう。APが全ての世界では自分より下のランクはカス同然であり、シュードラあるいは不可触民と等しいのです。
私たちがゴキブリに殺虫剤を撒く気持ちと何ら変わらないのでしょう。
かついけいさおのCOJとこれから
それならば!私は同じ土俵に上がりこれからもランクを上げ続けAPカースト制に異論を唱え続けるしかないのです。
今の環境は初心者やこれからCOJを始めたい!という層には優しくなく、とてもとても閉鎖的であると言えます。
その点、何度もこのブログでも取り上げている今は無き音代さんの「無理のないCOJ」は親しみ易く、COJビギナーや中級者にとって支えであるブログであったと言えます。
かついけいさおのCOJはこれからも彼のブログを目指し続け、一つの入口であり受け皿で有り得るブログを目指し続けて行きたいと思います。
これからも頑張って更新するから応援よろしくだJ!ほいじゃーまたぬ!ぐっばい!